隠された財宝探しの物語が
今日から始まる

GOLD HUNTER HAYABUSAが、地中の隠された秘密を探し出します。

パルスインダクション方式金属探知機

GOLD HUNTER HAYABUSAはパルスインダクション方式の金属探知機です。パルスインダクション方式の金属探知機が従来のVLF方式などと異なる利点は以下の通り。

  • 深層探査に特化した設計

    パルスインダクション(PI)方式の金属探知機は、深層に埋没した大型金属物の探知において、従来のVLF(Very Low Frequency)方式に比べて優れた性能を発揮します。

  • 鉱化作用に対して安定性が向上

    VLF方式は、連続波による磁界変化を利用して金属を検出する手法であり、浅い層にある小型金属の識別能力に優れている反面、鉱物の多い地中や塩分を含む湿地などではノイズの影響を受けやすく、深部への探知能力が制限されます。

    これに対して、PI方式は短時間の強力な電流パルスを送信し、その反射信号の減衰を測定する仕組みのため、地中の鉱物組成や土壌条件の影響を受けにくく、より深い層に存在する金属物の検出が可能です。特に、大型金属に対してはパルス反射信号が明確に現れるため、深さ数メートルの埋設物であっても信号を捉えることができます。

このように、PI方式は「深く・大きな(多量の)」金属の探査において圧倒的な利点を持ち、地中レーダーや埋設管・不発弾などの調査、あるいは考古学的発掘など、深層探査を必要とする用途においてVLF方式よりも適した選択肢となります。

GOLD HUNTER HAYABUSA に内蔵されたPIテクノロジー

金属探知機には主に「VLF(Very Low Frequency)方式」と「PI(パルスインダクション)方式」の2種類があります。これらは動作原理や得意分野が大きく異なり、特に深く埋まった大型金属の探知においてはPI方式が圧倒的に優れています。

比較項目VLF方式PI方式
動作原理 発振コイルと受信コイル間の誘導変化を検出 単一または複数のコイルでパルスを送信し、減衰信号を検出
周波数帯 数kHz〜数十kHzの連続波 数十〜数百μsの高電流パルス
地中の影響 鉱物質や塩分によるノイズに弱い 土壌組成の影響を受けにくい
探知深度 小型金属には高感度だが深度は浅め 大型金属に対して高感度で深層まで到達
金属の識別性能 小型金属の識別に優れる 識別能力は限定的(ただし改良可能)

GOLD HUNTER HAYABUSA の特長

HAYABUSA DETECTION
深層部の探知を可能にしました

GOLD HUNTER HAYABUSA は、内蔵されたパルスインダクション(PI)技術により、深層探知性能に優れています。実際のエアーテスト(空中での検出試験)においても、大型金属に対して驚異的な探知深度を記録しており、その高い感度と安定性が実証されています。標準装備の1mx1mのケーブルコイルを使用することでさらに最大5mまでの探査深度を得ています。


ユーザーフレンドリーなメニュー操作

GOLD HUNTER HAYABUSAのメニューやコントロールのほとんどはタッチパネルで行うことができます。

モード選択パネル:探査モードの選択。従来の金属探知機として使用、またはグラフィカルなフィードバックをもつモードで使用するかを選択します

センサーデバイスの選択パネル:センサーコイル、および磁力計センサーの換装が可能です。

オプション操作パネル:各種オプション(モデルのグレードによる)を選択し、それぞれの設定や操作が行えます。


グラフィカルなインターフェース

モードを選ぶと、操作パネルに視覚的にわかりやすいコントロールが展開。グラフィカルなフィードバックで、ターゲットを素早く、直感的に補足できます。

垂直スキャン画面

GOLD HUNTER HAYABUSA は、ターゲットまでのおおよその深度を測定することが可能です。その際には、あらかじめサイズが判明している既知のサンプルを基準として設定する必要があります。

金属探知機画面

GOLD HUNTER HAYABUSA は、ターゲットからの反応強度をバーグラフメーターでリアルタイムに可視化。従来の金属探知機の操作感を継承しながらも、視覚的な把握をより精密にサポートします。

水平スキャン画面

水平スキャンモードでは、探査範囲をグリッドパターンで可視化し、各セルの信号強度に応じて色分け表示を行います。最も強い反応は赤色で示されるため、ターゲットの位置を即座に把握できます。

グランドノイズ測定画面

PI(パルス誘導)型金属探知機は、通常、鉱化土壌の影響を受けにくい構造となっていますが、火山性の強く磁化された地層では、条件によって誤反応が発生する場合があります。そのため、GOLD HUNTER HAYABUSAには、地質環境に応じた微調整を可能にするグランドバランス機能が搭載されています。

GOLD HUNTER HAYABUSA の3つのモデル/グレード

GOLD HUNTER HAYABUSA は、目的やご予算に応じて選べる3つのグレードをご用意しています。それぞれのグレードでは、搭載機能に違いがあり、必要な機能のみを搭載したモデルから、フルスペックの上位モデルまで、幅広いニーズに対応しています。

機能などベーシックモデル標準モデルプロモデル
探査モード設定 グラフィックモード・探知機モード グラフィックモード・探知機モード グラフィックモード・探知機モード
センサーデバイス選択 金属探知機センサー 金属探知機センサー 金属探知機センサー・磁力センサー
スキャン種別 垂直スキャン 垂直スキャン 垂直スキャン・水平スキャン
感度設定 自動 自動・手動 自動・手動
金属探知機モード画面 搭載 搭載 搭載
デジタル音量設定 搭載 搭載 搭載
グランドノイズ測定機能 自動のみ 自動・測定・手動調整 自動・測定・手動調整
画面バックライト設定 100%固定 100%固定 100%固定
GPSマッピング機能 ※1 オプション対応 オプション対応 標準搭載
Bluetooth転送機能 オプション対応 オプション対応 搭載・ヘッドホン・Androidデバイス
内蔵時計設定 搭載 搭載 搭載
使用センサー 35cmコイル 1mx1mフレームコイル
35cmコイル
1mx1mフレームコイル
35cmコイル
磁力センサー
ヘッドホン 有線プラグ方式 有線プラグ方式 ワイヤレス・有線プラグ方式

※1 GPSマッピング機能は、ターゲットと思われる反応を検知した際に、マッピングボタンを押す(またはタップする)ことで、その地点の位置情報をデバイスに記録できる機能です。この位置情報は保存され、後日の詳細な調査や確認作業に役立ちます。

GOLD HUNTER HAYABUSA はカスタムメイド対応

HAYABUSA 標準モデル(旧タイプ)

GOLD HUNTER HAYABUSAは、原則として完全オーダーメイド方式を採用しており、ユーザーの使用目的に応じた仕様で機器を製作しています。それにより、ユーザーにとって操作性や利便性に優れたデバイスを提供し、トレジャーハンティングをより効果的にサポートすることが可能となります。

標準モデル同梱品(旧タイプ)

  • コントローラー
  • 1mx1mケーブルコイル
  • 10cmサーチコイル
  • ニッケル水素充電池 8本
  • 専用充電器
  • ストラップ類
  • ヘッドホン(有線)
  • ケーブルコイル用塩ビフレーム
  • コイルクリップ
  • 日本語マニュアル
  • 防水ハードケース

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