本製品には006P型9Vの角形アルカリ電池を使用します。装着は背面のコンパートメントフタを開けて極性に注意してはめ込むだけです。

バッテリー寿命

9Vアルカリ電池では20～25時間持続します。 充電式電池は、おおむね8時間の連続使用が見込まれます。

電池残量表示について（電池のマーク部分）

残量表示は２本のセグメント表示になっています。これらは3段階の残量を意味しています。この表示は9Vのアルカリ電池の場合に対して正確に表示します。

金属識別機能

この機能は金属探知機には欠かせない金属識別機能です。金属識別機能とは、金属種別に応じて、検出をする、または検出をしないようにする機能で、DIGITEK金属探知機には、通常の識別機能（DISCRIMINATION）に加え、NOTCH機能が内蔵されています。 ノッチングの機能設定はディスクリミネーション設定とは異なり、ユーザーの希望する金属種別だけを検出または検出から除外のいずれかの設定を可能にする機能です。ディスクリミネーション設定は画面の金属種別カテゴリーの左から右方向へ段階的に除外する設定ですが、ノッチ設定は希望するものだけを設定できる機能です。設定をしますとノッチ設定された金属種別カテゴリーのマークが点灯しているものだけが検出されます。海岸などの屑金属の多い場所では大変役立つ便利な機能です。

上図はNOTCH設定をFOILとALUMに設定した例。FOILとプルタブが検出対象から除外されます。

金属種別を３種のトーンで通知

探知機は検知した金属の種別に応じて、低、中、高のトーンを発します。右に示すカテゴリーを参照してください。これにより、ユーザーは検出した金属をある程度判断できます。

ピンポイント探知

パネル下部中央の「PP」スイッチを押すことでピンポイント機能を利用できます。この場合センサーコイルは静止したままでも金属を探知し、反応音が鳴ります。 このとき液晶画面には深さをインチで表示します。この場合、硬貨サイズを検出した場合での深さ表示になります。ピンポイント機能を利用して、検知している間、センサーコイルが金属ターゲットに近づくにつれて探知機から発せられるトーンは増大していきます。この音の変化は金属ターゲットの真上にセンサーコイルが位置したときにピークになります。

ピンポイント探査の方法

ターゲットを検出後、「PP」を押し続けて金属物の位置を特定してください。この機能は目標物の形とサイズに関する詳細な情報を得ることができます。また、正確な場所を確認することを容易にします。

長時間の使用につかれないアームレスト

腕にフィットするように設計されたアームレストにより、長時間の使用に疲れにくい設計になっています。別売のストラップを使用しますと、よりいっそう腕にしっかりと固定できますので、手首などの疲れを和らげることができます。 （画像はGAMMA-6000金属探知機を参考にしています）