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地質学者は地球の内部から宇宙に向けて放出される電磁気エネルギーの存在を確認し ました。RT-2000シリーズ探査機にはこの信号エネルギーを受信する広帯域受信ア レーが内蔵されています。広帯域受信アレーはEM波(電磁波)を最高9.35GHz帯まで 受信可能です。この電磁気エネルギーは地表付近に障害物が存在するとき瘢痕を生じ ます。これは皮膚の傷にも似ています。瘢痕によりEM波の一部が変えられます。これはミキシングボウル効果として知られています。RT-2000シリーズ探査機はこれらの EM波の埋設物などにより生じる変化をデータとして取得しコンピューター上に表示し ます。埋設物などが無い場合、通常はバックグラウンドとして表示されます。 RT-2000シリーズおよびEXPLORE-3000等の他機種も同様にグリッドパターンの精度が、イメージングの精度に深く関係します。グリッドパターンとは測定ポイントでユニットのセンサーはこのポイントの地磁気変化を計測します。これらの測定ポイントの値が解析イメージを構成しています。グリッド間の距離が一定でない場合、センサーの捉えたターゲットの外形は正確に表示されません。(マンホール:右側と配管:左部分)
下図では■の部分が測定ポイントになります。シングルセンサーの場合、このポイント上にセンサーの先端部分が向いている必要があります。
縦および横の升目の間隔は常に同じにしなければなりません。例えば、第1 と第2 の升目間の距離が30cm だった場合、方向転換のための升目の間隔も30cmにする必要があります。30cmのような升目の間隔を持つパターンをラフ・スキャンと呼ばれます。 第1 の升目と第2 の升目間の距離がわずかに5cm だった場合、方向転換をする間隔も5cm にしなければなりません。このような探査グリッド・パターンはファイン・スキャンと呼ばれます。 ユニットは必ず同じ方向を向いて保持しなければなりません。例えば、RT-2003/ROVERC のラベル面が東の方向に向いているなら、前進する場合も、後退する場合も、ラベル面の向きは常に東の方向に向いている必要があります。ラベル面の向きが(ユニットの方向)が90 度または180 度回転してしまうと正しい読み取りはできなくなります。前掲のパターン図はその典型的なパターンです。移動は必ず右手前から左の方向へ移動します。ファイン・スキャンも同様なパターンで行ってください。誤ったデータの読み取りが行われますと、探査に費やす時間に余分な作業時間が生じます。従いまして、読み取りが正しく行われるように注意深く探査を行ってください。もし木などが邪魔になる場合、升目の幅を狭くします。
データを取得した後、コンピューターの画面上に表示させます。通常、画面に表示される画像は擬似画像で実際のターゲットを表示させるものではありません。これはユニットが地磁気の値を計測するもので、すべての探査機器に共通することです。つまり、地下の異常を計測するもので、金属探知機のようにターゲットへ機器自体から磁気信号を送って、二次MFからの磁気信号を受信するものではないからです。RT-2000シリーズの持つ金属探査機能としては2m程度しか計測ができません。しかしながら、マグネットメーターを内蔵していますので、地磁気の変化を18mの深さまで読み取ることが可能になっています。 実在するターゲットを探査レーダーで補足した場合、特徴ある画像表示します。鉱物質による影響で画像化されたものか、ターゲットを実際に捉えたものかどうかの判断は、経験を積むことで、比較的容易になります。
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